いつの頃からか、誰かにこっそりプレゼントをしたり、サプライズでお祝いしたりすることがとても好きでした。プレゼントにつきもののワクワクしたりドキドキしたりする気持ち。

絵を描き始めたのも、そんな些細なきっかけからでした。

 

落書きに想いを乗せると、それはプレセントに変わりました。そんなことを子供の頃からずっと続けてきました。そして、20歳の頃に絵描きになりたいと思い始めました。

 

しかし、世に言う絵描きという職業と自分が思い描くものは何か違っていました。

でも、何が違うのかよく分かりませんでした。

 

30歳を過ぎた頃から、山に登り始めました。

自然と触れ合う機会が多くなるにつれ、少しずつ自分自身が変化して、自分の素直な思いを感じることができるようになってきました。

 

その中で、私は絵描きになりたいのではなく、自然の素晴らしさを伝えるために絵を描いていることに気付きました。

 

私は、人だったり自然だったり物だったり、何かの想いやエネルギーを感じて絵を描いています。そういうものは目に見えないので忘れがちですが、とても大切なものだと思います。

 

それらは雄大な自然の中にも、日常の些細な出来事の中にもあります。

私が感動した多くのものを沢山の方に感じて頂きたい。

伝えていきたい。

 

それが、私の道です。